さや(@38kurashi)です。
我が家は滋賀県をあちこち見て移住先を探していました。
どこもとても魅力的でしたが、結局は湖西は大津市北部に絞り、物件を粘って探して、築50年以上の中古物件を購入、リフォームすることになりました。
なぜ我が家は大津市北部への移住を決めたのか、その魅力をお話ししたいと思います。
山と琵琶湖が近く、起伏にとんだ絶景が広がる
私が家が移住を決めたのは湖西の中でも、大津市の北の辺り。
比良山系と琵琶湖が非常に近く、起伏に飛んだ絶景が広がります。
山の麓から琵琶湖を見ると一面に広がる湖面。
立ち上がる山の端にかかる雲、広がる田畑の緑。
圧倒されます。
実はこの風景に魅了されたのは滋賀へ移住しようと思いつくよりも、ずっとずっと前のことです。
私が大学生の頃(今から10年以上前!)、湖西の琵琶語沿いで研究室生でバーベキューをしようということになり、この辺りを訪れたことがありました。
JR湖西線に乗り、のんびりと京都駅から電車に揺られていると、右手に琵琶湖、左手に比良山系が広がるのが見えてきます。
だんだんと琵琶湖も比良山系もJR湖西線の線路のそばまでぐんぐん近づいてきて、琵琶湖のキラキラとしたきれいな湖面、山頂近くに雲がたなびく比良山系が目の前まで近づき、その絶景に圧倒されました。
その時の光景はしっかり心に刻まれていたようで、滋賀で暮らしたいと思った時に真っ先にこの地域のことを思いつきました。
この景色を堪能しながら生活できるなんて、なんで素敵なんだろうと思っています。
自然豊かなところ
この地域の魅力はやっぱり琵琶湖。
湖西地域には湖水浴場があり、夏にはBBQやウォータースポーツを楽しむ観光客の方でいっぱいになります。
さて、琵琶湖は北へ行けば行くほど水質がよくなるってご存知ですか??
実は琵琶湖から外へ流れる川は、琵琶湖の南端にある瀬田川のみで、その他の川は全て琵琶湖へ流れ込む川なんです。
湖西は、比良山系に降った雨が地中を通り、琵琶湖へと流れ込んでいる地域。
また、滋賀県は南の方が都会で人口が密集していることもあり、泳げるほどきれいな湖水というのは、だいたい琵琶湖の北側となります。
湖水浴場も北のほうに設置されていることが多いです。
また、この地域は、田んぼや畑が一面に広がり、ご近所さんで畑をやっているという方も多い地域です。
高い建物、広い建物が規制されている地域ということもあり、山、田畑、湖がそろった豊かな自然が残っている地域です。
電車に乗れば京都駅に近く、新幹線も利用しやすい
湖西地域は、JR湖西線が琵琶湖の西側に沿って走っていて、京都駅へのアクセスも良好です。
本数は非常に少ないですが、大阪駅や兵庫県のほうまで直通で行ける新快速もありますし、京都駅まで出られれば、新幹線にも乗れますので、東京や博多などにも移動可能になります。
意外と便利です。
JR湖西線、「風が強いとすぐ止まる」、と言われたり、「よく止まるから不便すぎて湖西線沿いには住みたくない」など一部滋賀県民には大不評ですが、最寄り駅が家の近くにある、それだけで十分ですよ!
クリエイターが多い地域
湖西地域(大津市北部)って実は結構クリエイティブな地域。
ものづくりをされている工房や、アートスペース、おしゃれなカフェやパン屋さんも意外と(?)多いんです。通える日を今から楽しみにしています。
また、毎年5月に開催される「かんじる比良」というイベントでは、大津市北部で暮らしている有志の方々が自然・歴史・文化・アート・食を通じて元気な比良を発信されています。
私は滋賀へ移住した後も、デザイナーとしての活動を細々と続けていきたいと思っています。
地域に根差して、発信して仕事をしたいと思ったとき、この地域にはクリエイティブな下地があるということを知り、いい環境だなあと思いました。
移住者(特に京都から)が多い
大津市北部は冬は厳しい寒さですが、夏は涼しく、昔から別荘地として利用されてきました。
夏暑い京都から避難してくる人も多く、またそのまま住み着いたりされたりと、移住者が多い地域です。
最近も京都からの移住の方、子育て世代の方の移住者も多いようで、移住者に寛容な地域です。
昔から住んでいる方もいらっしゃり、若い移住者もいるという移住しやすい地域なんじゃないかと思います。
大津市北部は魅力的な地域
さやは、この記事を執筆時、実はまだ引越しできていないので、本当に理想の生活ができるのか、未知数なところが多いのですが、この地域はとても惹かれるところがたくさんあります。
比良山系と琵琶湖の絶景、豊かな自然、クリエイティブな方々も多く暮らしていらっしゃり、外から来た人にもオープンな地域性。
本当に魅力的です。
この地域に住みたい!と思ってから、住みたいと思える中古物件を探すのもまた時間のかかる大仕事だったのですが、それはまた別記事に記しますね。